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□ さんちゃん宇宙へ行く □

さんちゃん宇宙へ行く その1

なかなか寝付けない夜、さんちゃんは一人で森の中を散歩する事にしました
今日はとってもきれいな月夜です。
真夜中の森も、月の明かりに照らされて
木も花も小川も白い光で輝いています

鼻歌を歌いながら、ぼんやりと森のはずれまで歩いてくると

ピカ!

と夜空で何かが光りました

「?」さんちゃんが不思議に思いながら光の行方を見つめていると
どんどん、どんどん、光が大きくなってさんちゃんに近づいてきます

さんちゃんは慌てて逃げ出します。
どーーーーーーーーーん!
大きな音とともに、銀色に輝くまーるいカプセルのようなものが
地面に突き刺さりました

あたりはぼんやりとした月明かりに照らされ土煙がもくもくと舞い上がっています

さんちゃんは心臓がドキドキして動けません。
森はあっという間にいつもの静けさを取り戻し
フクロウの鳴き声一つ聞こえません。

どれくらいたったでしょう。ほんの1分かもしれません
1時間かもしれません。

さんちゃんはじっと身動きひとつとれず固まっています。
ドキドキが大分収まってきた頃
カプセルが「プシュ!」っと小さな音を立てて
二つに割れました。さんちゃんはまたドキドキしてしまい
じっとカプセルを見守っています。

すると中から、黒くて小さくてやけに胴と耳の長い生き物と
金色のモサモサしたちょっと大きな手足の長い生き物が飛び出しました。

よく見ると犬のようです・・・・。
2人はしっぽをフルフルと振るとトコトコさんちゃんの足下まで
歩いてきました。

さんちゃんの足下にペタンと腰を下ろすと
胴の長い黒い犬が言いました
「サクラちゃんのせいで大変な事になっちゃったじゃない!」
サクラちゃんと呼ばれた金色のモサモサした犬は
シュンとして、前足の上にちょこんとあごをのせると
「だって、チョコ姉ちゃん、私、退屈で退屈で、もうがまんできなかったんだもん」
「だからって、あんなに狭いところで走り回ったら、危ないに決まってるでしょ」
「だって、チョコ姉ちゃんは静かに本を読んだり、じっとしてるのが
好きかもしれないけれど、私には長い事大人しくしているなんて、やっぱりムリなのよ」
チョコ姉ちゃんはふ~っと大きなため息をついてサクラちゃんを見つめます。
「・・・・・・・・・・それはワガママ言ってチョコ姉ちゃんについてきたのは私だけど」

「しかたないわね」と言ってチョコ姉ちゃんは立ち上がると、あたりを見回します。
たっているんだか座っているんだかさっぱり分かりませんが
とにかくさんちゃんは動く事もできません。


さんちゃん宇宙へ行く。その2へつづく


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